円相場 一時 1ドル137円台前半 約24年ぶりの円安水準

週明けの11日の東京外国為替市場は日米の金融政策の方向性の違いが意識されて円が売られ、円相場は一時およそ24年ぶりの円安水準となる1ドル=137円台前半まで値下がりしました。

東京外国為替市場では日銀の黒田総裁が11日に開かれた支店長会議で、必要があればちゅうちょなく追加の金融緩和に踏み切る考えを改めて示したなどを手がかりに円を売ってドルを買う動きが強まりました。

円相場は一時、1ドル=137円台前半まで値下がりし、1998年9月以来およそ24年ぶりの円安水準となりました。

午後5時時点の円相場は先週末と比べて97銭、円安ドル高の1ドル=136円80銭から82銭でした。

ユーロに対しては先週末と比べて1円2銭、円安ユーロ高の1ユーロ=138円32から36銭でした。

ユーロはドルに対して1ユーロ=1.0111から12ドルでした。

市場関係者は「アメリカのFRB=連邦準備制度理事会がインフレ抑制のために金融引き締めを加速させるのではないかという警戒感がある中、日本では参議院選挙で自民党が大勝し、大規模な金融緩和が継続するという見方が出たことも円安ドル高の要因となった」と話しています。