石川 北陸鉄道 かつての井の頭線の車両 当時の姿に再塗装

石川県の北陸鉄道 浅野川線を走る電車の一部は、かつて東京の京王 井の頭線を走行していた車両を使用しています。北陸鉄道は9日、この電車を井の頭線を走っていた当時の姿に塗装し直し、お披露目しました。

北陸鉄道は9日、内灘駅のそばの車庫で東京の京王 井の頭線から譲り受けた車両をアイボリーホワイトの当時の姿に塗装し直し、集まった鉄道ファンなど30人にお披露目しました。

この電車は平成8年まで30年余り、東京の京王 井の頭線で使用されたあと、北陸鉄道 浅野川線で使用されてきましたが、新型車両の導入に伴って年内の引退が決まっています。

訪れた人たちは、往年の姿を取り戻した電車をカメラに収めるなどして楽しんでいました。

東京から訪れた50代の男性は「高校時代に井の頭線に乗っていました。再び懐かしい電車に出会えてよかったです」と話していました。

北陸鉄道鉄道部の埴田孝嗣課長は「ことし引退する車両の当時の姿や歴史を知ってもらおうと企画しました。これから引退の日までふだんの運行でも走行するので、多くの人に楽しんでほしい」と話していました。