安倍元首相銃撃 現場で何が起きていたのか

8日午前11時半ごろ、奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が男に銃で撃たれ、安倍元総理大臣は治療を受けていた奈良県橿原市内の病院で亡くなりました。

現場では、何が起きていたのか。
撮影された映像などから分かっていることをまとめました。

※動画には銃声が入っています。

現場は近鉄大和西大寺駅近く

奈良市の大和西大寺駅は近鉄奈良線と京都線が交わる奈良市の中心の駅の一つです。
駅前のロータリーは、選挙の際、多くの候補者などが演説を行う場所としても知られています。

安倍元首相 撃たれた瞬間の映像 2回の銃声も

安倍元総理大臣の演説を取材していた、NHKの記者が撮影した映像です。

銃声が2回、聞こえたあと、男がSPとみられる男性たちに取り押さえられました。
近くの路上には、黒いテープのようなものが巻きつけられたものが落ちていました。

安倍元首相に男が近づき発砲 白い煙が立ちこめる

演説を聴いていた男性が撮影した映像では、安倍元総理大臣が多くの聴衆に取り囲まれて演説を行っているときに男が安倍元総理大臣の斜め後ろ側から数メートルほどの場所までゆっくりと歩いて近づいて発砲し、白い煙が立ちこめる様子が収められていました。
安倍元総理大臣が演説を止めて振り向いたところ、男はさらに歩み寄ったあと、再び発砲しました。

2発目の銃声のあと安倍元総理大臣は倒れ、多くの人が駆け寄っていました。

事件前に撮影した映像に容疑者とみられる人物も

NHKの記者が撮影した映像には、午前11時すぎ、近鉄大和西大寺駅近くで候補者の選挙カーが到着する前に、臨時のポールが立てられた歩道の最前列で腕組みをして待っている容疑者とみられる人物が写っています。
映像には容疑者とみられる人物が周囲を見回しているようすが写っているほか、肩からかけている黒いショルダーバッグには大きな荷物が入っていると見られます。

その後、記者は安倍元総理大臣の演説を撮影していましたが、突然、銃声のような音が2回聞こえ、映像が乱れました。
その直後の映像には、容疑者が取り押さえられ、身柄を拘束される様子が写っています。