ANA 夏休み期間の予約“コロナ感染拡大前の9割程度まで回復”

航空大手のANAホールディングスは、ことしの夏休みの期間の予約について、新型コロナの感染拡大前の9割程度まで回復していると明らかにしました。

航空大手のANAホールディングスは、7日都内でグループ3社の社長が出席し記者会見を開きました。

この中で、今月と来月の2か月間の予約については、新型コロナの感染拡大前の3年前と比べて9割程度まで回復したと明らかにしました。

とくに今月16日からの3連休の予約は、すでに感染拡大前と同じ水準となっていて、それ以外の夏休みの期間についても今後予約の増加が見込まれるとしています。

今月に入って全国で感染者数が増加傾向となっていますが、全日空の井上慎一社長は「感染状況には引き続き注意する必要があるが、お客様の需要は戻ってきていて旅行に行きたいというモードに変わったと感じる」と述べました。