フィリピン マルコス大統領 中国との軍事交流に初めて言及

フィリピンのマルコス大統領が、東南アジアを歴訪している中国の王毅外相との会談を前に記者会見し、両国が領有権を争う南シナ海の問題の解決方法を探る手段として「役に立つのであれば軍事面の交流も行う」と述べ中国との軍事交流に初めて言及しました。

フィリピンのマルコス大統領は5日記者会見し、東南アジアを歴訪中で昨夜からフィリピンを訪れている中国の王毅外相と6日、会談することを明かにしました。

会談では両国の関係を強化することが議題になるとしたほか、互いに領有権を争う南シナ海の問題についても解決方法を探るとして、多くの分野で交流を増やすことが問題解決につながると持論を説明しました。

この中でマルコス大統領は「文化面や教育面での交流、さらに、役に立つのであれば軍事面の交流も行う」と述べて中国との軍事交流に初めて言及しました。

フィリピンはアメリカと軍事同盟を結ぶ一方、ドゥテルテ前政権のもとで中国に対する融和政策を進め、2017年以降、災害救助やテロ対策の名目で銃器や車両の供与を中国から受け入れて軍事分野でも関係を築いてきました。

マルコス大統領も軍事分野で中国との関係を深めていくのか注目されています。