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食品 飲料メーカーなどの値上げは「すでに計1万5000品目超」

原材料価格の高騰や円安を受けて国内の主な食品や飲料のメーカーがことし、すでに値上げしたか値上げする予定の商品は1万5000品目を超えたことが民間の信用調査会社の調査でわかりました。今月と来月で合わせて4000品目を超える商品が値上げされる予定で「値上げの夏」になりそうです。
民間の信用調査会社「帝国データバンク」は国内の主な食品メーカーや飲料メーカー105社を対象に調査を行い、先月末時点での各社の値上げの動きをまとめました。

それによりますと、7割近くにあたる72社がことしに入ってからすでに値上げしたか、今後値上げする予定があるとしました。

値上げの対象は各社で合わせて1万5257品目となり、先月1日時点の調査よりも4400余り増え価格は平均13%の値上げとなっています。

今月と来月の2か月間で合わせて4000品目を超える商品が値上げされる予定でことしは「値上げの夏」になりそうです。

品目別でみると、ハムやソーセージ、冷凍食品などの「加工食品」が6712品目と最も多く、原油高に伴う物流コストの上昇などを背景に平均15%の値上げとなります。

また「酒類・飲料」は麦芽やトウモロコシなどの価格上昇やペットボトルの包装資材の高騰の影響で3585品目と平均15%の値上げとなります。

信用調査会社は「円安が急速に進んだ影響などでこれまでに値上げした商品でさらに値上げする動きも出ていて、こうした動きは広がっていく可能性が高い。年内に値上げされる商品は2万品目を超えるとみられる」としています。

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