台風 温帯低気圧に 各地で大雨のおそれ 土砂災害など厳重警戒

台風4号から変わった温帯低気圧などの影響で西日本から北日本にかけて大気の状態が非常に不安定になっていて、北海道や青森県では各地で猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。6日にかけて各地で大雨となるおそれがあり、土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。

気象庁によりますと、台風4号から変わった温帯低気圧や日本の東の太平洋高気圧の影響で南から湿った空気が流れ込んでいるため、西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。

昼すぎからは特に北日本で雨雲が発達し、レーダーによる解析では
▽北海道の三笠市付近で1時間におよそ110ミリ
▽岩見沢市岩見沢付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

また青森県の弘前市付近と大鰐町付近、鰺ヶ沢町付近などでおよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

気象庁は災害の危険が迫っているとして「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表し、安全を確保するよう呼びかけています。

西日本でも局地的に雨が続いていて、
▽大津市に国土交通省が設置した雨量計で47ミリ
▽熊本県が阿蘇市に設置した雨量計で39ミリの激しい雨を観測しました。

これまでの雨で北海道と青森県、岩手県、それに愛媛県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
湿った空気や上空の寒気の影響で西日本から北日本の各地で6日にかけて大気の不安定な状態が続き、大雨となるおそれがあります。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、強風や高波、落雷、竜巻などの突風にも注意するよう呼びかけています。

台風は温帯低気圧に変わりましたが、4日から5日にかけては台風から離れた地域でも雨雲が発達し、各地で気象庁の予想を超えた大雨となっています。

雨雲の動きなど最新の情報を確認するとともに自治体からの避難の情報に注意して、危険を感じたら早めに避難するよう心がけてください。