大気不安定 記録的な大雨も 各地の状況は 【7月5日】

台風4号から変わった温帯低気圧などの影響で、西日本や東日本では大気の不安定な状態が続き、断続的に激しい雨が降っています。低気圧は6日にかけて東日本の南岸を進み、関東や東海などで大雨となるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要です。

千葉 鴨川市全域 1万4628世帯に高齢者等避難の情報(午後7時)

千葉県鴨川市は、今後、大雨のおそれがあるとして午後7時に市内全域の1万4628世帯、3万1343人に高齢者等避難の情報を出しました。5段階の大雨警戒レベルのうち警戒レベル3で、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかけています。鴨川市は市内8か所に避難所を開設しています。

青森 弘前市 8地区の避難指示解除(午後6時8分)

青森県弘前市は、市内の8つの地区に出していた避難指示を午後6時8分に解除しました。

青森 平川市 9地区の避難指示解除(午後6時20分)

青森県平川市は、市内の9つの地区に出していた避難指示を午後6時20分にすべて解除しました。

青森県内 被害まとめ(午後5時現在)

青森県内の各地の消防によりますと、午後5時現在、大雨などによるけが人の情報はないということです。一方で、住宅が浸水したり側溝から水があふれ道路が冠水したりするなどの通報が、青森市で3件、弘前市で3件、▽七戸町で2件、▽平川市と黒石市でそれぞれ1件の、合わせて10件寄せられています。
このうち弘前市富栄では、一部の住宅の敷地内が水につかり玄関なども浸水し、消防のポンプ車が排水作業にあたっていました。

静岡 南伊豆町 全域に避難指示(午後5時15分)

静岡県南伊豆町は大雨で土砂災害の危険性が高まっているとして、午後5時15分に町内全域の3899世帯、7805人に避難指示を出しました。
5段階の警戒レベルのうちレベル4の情報で、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。

各地で局地的に雨(午後11時現在)

気象庁によりますと、台風4号から変わった温帯低気圧や太平洋高気圧の影響で南から湿った空気が流れ込んでいるため、西日本から東日本の広い範囲で大気の不安定な状態が続き局地的に雨雲が発達しています。

5日午後11時までの1時間には東京 伊豆諸島の八丈島で31.5ミリの激しい雨が降りました。

千葉 JR久留里線 6日の始発 一部区間で運転取りやめ

大雨が予想されていることを受けて、JR久留里線は6日の始発について、一部の区間で運転を取りやめることを決めました。運休するのは午前6時に上総亀山駅を出発し木更津駅に向かう始発の上り列車で、あすは久留里駅までの区間で運転を取りやめます。このほかは通常通り運行する予定ですが、天候によってはダイヤが変わる可能性もあり、JR東日本はホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。

今後の見通し 6日も大雨のおそれ

温帯低気圧は6日、本州の南岸を進み、西日本から東日本の太平洋側を中心に湿った空気が流れ込み続ける見込みで、非常に激しい雨や激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。
6日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、
▽関東甲信で180ミリ
▽東海で150ミリ
▽近畿で100ミリと予想されています。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するとともに、強風や高波、落雷、竜巻などの突風にも注意するよう呼びかけています。

雨雲の動きなど最新の情報を確認するとともに自治体からの避難の情報に注意して、危険を感じたら早めに避難するよう心がけてください。

静岡 南伊豆町 町内全域に高齢者等避難の情報(午後3時半)

静岡県の南伊豆町は、今後大雨になるおそれがあるとして午後3時半に町内全域の3899世帯、7805人に高齢者等避難の情報を出しました。5段階の大雨警戒レベルのうち警戒レベル3で、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかけています。

青森 鰺ヶ沢町に「記録的短時間大雨情報」

気象庁によりますと青森県の鰺ヶ沢町付近では、レーダーによる解析で午後3時30分までの1時間におよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。

青森 弘前市の8地区と平川市の9地区に避難指示(午後2時55分)

青森県弘前市は大雨で土砂災害の危険性が非常に高まっているとして、5日午後2時55分、石川地区、大沢地区、折笠地区、宮舘地区、愛宕地区、新岡地区、宮地地区、百沢地区の8つの地区に住む合わせて203世帯、420人に避難指示を出しました。
5段階の警戒レベルのうちレベル4にあたる情報で、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。

青森県平川市は大雨で土砂災害の危険性が非常に高まっているとして、5日午後2時45分小国地区、葛川地区、金屋地区、新屋地区、尾崎地区、広船地区、唐竹地区、沖館地区、向陽地区の9つの地区に避難指示を出しました。5段階の警戒レベルのうちレベル4にあたる情報で、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。

今後の見通し(午後4時現在)

湿った空気や上空の寒気の影響で、6日にかけて西日本から北日本の各地で雨雲が発達し、大雨となるおそれがあります。
6日昼までの24時間に降る雨の量は、
▽四国と東海で200ミリ
▽近畿と関東甲信で150ミリ
▽九州南部で100ミリ
▽北海道と東北で80ミリと予想されています。
東日本ではその後も雨が続き、7日昼までの24時間には、東海と関東甲信で50ミリから100ミリの雨が降る見込みです。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、強風や高波、落雷、竜巻などの突風にも注意するよう呼びかけています。台風は温帯低気圧に変わりましたが、4日から5日にかけては台風から離れた地域でも雨雲が発達し、各地で気象庁の予想を超えた大雨となっています。雨雲の動きなど最新の情報を確認するとともに自治体からの避難の情報に注意して、危険を感じたら早めに避難するよう心がけてください。

専門家「温帯低気圧になり むしろ広い範囲で雨のおそれ」

気象のメカニズムに詳しい名古屋大学の坪木和久教授は5日朝から航空機に乗って西日本の上空で気象観測を行いました。
午前中、温帯低気圧からやや離れた四国や紀伊半島周辺にも非常に多くの水蒸気が流れ込んでいるのを確認したということです。
坪木教授は「大気の低いところから高いところまで非常に大量の水蒸気が観測されているので、台風が温帯低気圧になっても安心とは言えない。台風4号は台風としては比較的勢力が弱かったが、温帯低気圧になったことでむしろ広い範囲で風が強まり、雨の範囲が広がるおそれもある」と指摘しました。
そのうえで「6日にかけて引き続き大雨に警戒が必要で、低気圧から離れた地域でも注意してほしい」と話していました。

青森 弘前市などに「記録的短時間大雨情報」(午後2時35分現在)

気象庁によりますと、青森県の▽弘前市付近と▽大鰐町付近では、レーダーによる解析でいずれも午後2時20分までの1時間におよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。

高知市全域に高齢者等避難の情報(午後2時)

高知市は、大雨により洪水や土砂災害のおそれがあるとして、午後2時、市内全域の16万4227世帯、32万3628人に、高齢者等避難の情報を出しました。
5段階の大雨警戒レベルのうち警戒レベル3で、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかけています。

北海道 青森県に「記録的短時間大雨情報」(午後3時現在)

温帯低気圧や日本の東の太平洋高気圧の影響で南から湿った空気が流れ込んでいるため、西日本から北日本の広い範囲で大気の不安定な状態が続いています。

この時間、特に北日本で雨雲が発達し、気象庁のレーダーによる解析で、
▽北海道の岩見沢市岩見沢付近では午後1時20分までの1時間におよそ100ミリ、
▽三笠市付近では午後1時40分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
また、青森県では
▽七戸町付近で午後1時20分までの1時間におよそ90ミリ、
▽黒石市付近で午後1時40分までの1時間におよそ90ミリ、
▽平川市付近で午後2時までの1時間におよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。

このほか午後1時までの1時間には
▽和歌山県が有田市に設置した雨量計で34ミリ
▽徳島県那賀町で33ミリのいずれも激しい雨を観測しました。

これまでの雨で、北海道と青森県、岩手県、福島県、徳島県、それに愛媛県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

今後の雨の予想は?(動画解説 正午すぎ)

佐藤公俊 気象予報士による解説です。

早明浦ダム 貯水率が10ポイント以上回復 取水制限を一時的に解除

高知県の早明浦ダムの周辺ではことしに入って雨の少ない状況が続き、貯水率が30%を下回る見込みだとして7月2日から香川県向けの水の供給量を50%削減する第三次取水制限が行われていましたが、四国地方整備局によりますと、台風4号の影響で早明浦ダムの周辺では降り始めから5日午前9時までに151.8ミリの雨が降り、貯水率は午前9時の時点で41.2%と、1日で10ポイント以上回復しているということです。

このほかのダムの周辺でもまとまった雨が降り、早明浦ダムからの放流がなくても十分な量を供給できることから、国と四国4県などでつくる協議会はきょう午前9時に取水制限を一時的に解除しました。

一方、再び雨が降らない状況が続けば7日にもダムからの放流を行うことになり、取水制限を再開する見通しだということです。

四国地方整備局は「取水制限の解除はあくまで一時的な措置なので、可能なかぎりの節水を引き続き行ってほしい」と呼びかけています。

高知県内 被害まとめ(午前11時半現在)

今回の大雨で高知県内では午前11時半現在、住宅25棟の床上や床下が水につかる被害が出たほか道路が冠水するなどの被害も出ています。

このうち四万十町では、黒石地区で住宅1棟が床上浸水したという情報が寄せられているほか、松葉川地区や仁井田地区、影野地区、茂串町地区、古市地区、琴平町地区で合わせて9棟の住宅が床下浸水したということです。
高知市深谷町では付近の水路の水があふれ、住宅1棟が床上まで浸水したほか、旭天神町と御畳瀬地区で住宅合わせて2棟が床下浸水したということです。
中土佐町でも住宅が10棟以上床上や床下浸水したという情報が寄せられているほか、道路の冠水も確認されているということです。
須崎市では複数の県道や市道で冠水しているという情報が寄せられ、市の職員や消防などが詳しい被害の確認を進めています。

このほか、南国市と芸西村でもそれぞれ住宅1棟が床下浸水したという情報が寄せられ、自治体が被害の確認を進めています。

西日本や東日本では大気の非常に不安定な状態(午前11時現在)

温帯低気圧や日本の東の太平洋高気圧の影響で、南から湿った空気が流れ込んでいるため、西日本や東日本では大気の非常に不安定な状態が続いています。

午前11時までの1時間には▽高知県が北川村に設置した雨量計で47ミリ、▽徳島県海陽町で40ミリのいずれも激しい雨を観測しました。
これまでの雨で、徳島県と愛媛県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

高知県 物部川 水位上がり濁る(午前11時ごろ撮影)

高知県中部を流れる物部川です。ふだんより水位が上がり土砂を含んで濁っています。
高知県内では4日夜から5日未明にかけて発達した雨雲が次々と連なる「線状降水帯」が確認され、浸水などの被害が相次いでいます。
川沿いでは今いる場所で雨が降っていなくても上流の大雨で急に水かさが増すことがあります。川の氾濫などに引き続き警戒してください。

和歌山 串本町 県道の一部区間が片側交互通行

和歌山県串本町では県道ののり面が崩れ、一部の区間が片側交互通行になっています。和歌山県によりますと5日午前1時ごろ、串本町潮岬の県道で道路脇ののり面が幅およそ6メートルにわたって崩れ、落石を防ぐ冊からあふれた土砂や木の枝などが県道の片側をふさいだということです。

道路上の土砂は取り除かれましたが、のり面にある土砂を取り除く作業のためおよそ20メートルの区間が片側交互通行となっています。

ハウスが水につかる 高知 春野町(午前7時すぎ撮影)

映像はNHKスクープボックスに投稿された高知市にある住宅地の様子です。午前7時20分ごろ、高知市春野町の仁ノ地区で撮影されました。
川からあふれ出た茶色くにごった水が流れ、東西を結ぶ道路やキュウリを栽培する園芸用ハウスが水につかっています。
動画を撮影した61歳の男性によりますと、水は男性のもものあたりまで達するほどだったということです。

今後の雨の予想は?(動画解説 午前7時50分すぎ)

今後の雨の予想について、檜山靖洋 気象予報士の解説です。

高知 四万十町 6棟が床下浸水

高知県四万十町の仁井田地区では、山からの水を川に流す水路があふれて、町営住宅など合わせて6棟が床下浸水し、町の職員が被害状況を確認していました。また、近くを通る土佐くろしお鉄道の線路には、山から流れ出した枝や土などが流れ込み、線路にからみついていました。
被害状況の確認を行っている四万十町の職員は、「まだ被害の全容は把握できておらず確認を急ぎたい。引き続き町民の方々には警戒をしてもらいたい」と話していました。

高知 香南 夜須川 氾濫危険水位下回る

高知県香南市にある夜須川の千切観測所では氾濫危険水位を下回りました。

台風4号は温帯低気圧に(午前9時)

気象庁によりますと台風4号は5日朝、長崎県佐世保市付近に上陸し、午前9時に九州で温帯低気圧に変わりました。5日朝は九州に発達した雨雲が流れ込み、長崎県や福岡県、それに熊本県ではところによって1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられます。

また、高知県では4日夜から5日未明にかけて帯状に発達した雨雲が連なる「線状降水帯」が確認され、▽高知県須崎市では午前2時前までの12時間に降った雨の量が350ミリを超え、観測史上最も多くなりました。

一方温帯低気圧や日本の東の太平洋高気圧の影響で、南から湿った空気が流れ込んでいるため、西日本や東日本では大気の非常に不安定な状態が続いています。

午前9時までの1時間には▽高知県の馬路村魚梁瀬で38.5ミリ▽三重県が熊野市に設置した雨量計で38ミリの激しい雨を観測しました。
これまでの雨で、徳島県、愛媛県、それに宮崎県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

高知県 住宅19棟水につかるなど被害 道路冠水も(午前9時現在)

高知県内では午前9時現在、住宅19棟の床上や床下が水につかったほか、道路が冠水するなどの被害も出ています。
このうち高知市深谷町で付近の水路の水があふれ住宅1棟が床上まで水につかったほか、旭天神町でも住宅1棟が床下浸水したということです。
また四万十町では松葉川地区や仁井田地区、影野地区、茂串町地区、古市地区、琴平町地区で合わせて9棟の住宅が床下浸水したということです。

中土佐町でも住宅8棟の床下が浸水したほか道路が冠水しているという情報も寄せられ、町は被害の確認を進めています。須崎市では県道や市道の複数か所で冠水の被害が出ているという情報が寄せられ、市は職員や消防などが詳しい被害の確認を進めています。

九州 鉄道の運休など(午前9時現在)

JR九州によりますと、5日午前9時現在、運転を見合わせているのは、在来線で、
▼鹿児島本線が福岡県の羽犬塚から熊本県の玉名の間、
▼豊肥本線が熊本県の熊本から水前寺の間、
▼日南線が宮崎県の青島と鹿児島県の志布志の間、
▼三角線が熊本県の宇土と三角の間となっています。
日豊本線は、運転を再開しました。

また、特急列車では、
▽博多と大分を結ぶ特急「ソニック」は上下線合わせて10本、
▽博多と由布院や別府を結ぶ特急「ゆふいんの森」は上下線合わせて4本、
▽博多と佐賀や長崎を結ぶ特急「かもめ」は上下線合わせて2本、
▽宮崎と鹿児島中央を結ぶ特急「きりしま」は上下線合わせて8本、
▽熊本と別府を結ぶ特急「九州横断特急」は上下線合わせて4本、
▽熊本と宮地を結ぶ特急「あそ」は上下線合わせて2本が運休となっています。

このほか、▼日南線の南宮崎と青島の間では本数を減らして運転しています。
また、
▼西日本鉄道が福岡県の西鉄柳川と大牟田の間、
▼松浦鉄道が佐賀県の有田と長崎県の佐世保の間の全線で運転を見合わせています。

▼九州新幹線は博多と鹿児島中央の間で通常どおり運転しています。

高知 香南市 夜須川 氾濫危険水位に(午前9時)

高知県香南市にある夜須川の千切観測所で氾濫危険水位に達しています。

高知 中土佐町 道路脇の斜面の土砂が崩れる(午前8時ごろ撮影)

高知県中土佐町の午前8時ごろの映像です。
道路脇の斜面の土砂が崩れ、二車線の道路を完全にふさいでいます。

福岡 大牟田 堂面川 氾濫危険水位を下回る

福岡県大牟田市にある堂面川の畔切橋観測所では氾濫危険水位を下回りました。

福岡 大牟田 堂面川 氾濫危険水位に

福岡県大牟田市にある堂面川は畔切橋観測所で氾濫危険水位に達しています。

JR九州 特急列車の一部で運休 午前7時現在

JR九州によりますと、5日午前7時現在、特急列車の一部で運休が決まっています。
日中を中心に
博多と大分を結ぶ特急「ソニック」は上下線合わせて10本
博多と由布院や別府を結ぶ特急「ゆふいんの森」は上下線合わせて4本
博多と佐賀や長崎を結ぶ特急「かもめ」は上下線合わせて2本
宮崎と鹿児島中央を結ぶ特急「きりしま」は上下線合わせて8本
の運休が決まっています。

九州新幹線は博多と鹿児島中央の間で通常通り運転しています。

福岡 大牟田付近と熊本 荒尾付近に記録的短時間大雨情報

気象庁によりますと、福岡県大牟田市付近と熊本県荒尾市付近では、レーダーによる解析でいずれも午前7時10分までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられます。災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。

高知 2つの川の観測点「避難判断水位」を下回る

国土交通省の観測によりますと、午前6時50分現在、「避難判断水位」を超えていた高知県内の2つの川の観測点で、いずれも「避難判断水位」を下回りました。

一時、「避難判断水位」を超えていた高知県香南市の夜須川と安芸市の安芸川ではいずれも午前6時50分現在氾濫開始水位を下回りました。

長崎 雲仙付近に記録的短時間大雨情報

気象庁によりますと、長崎県の雲仙市付近では、レーダーによる解析で午前6時までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられます。

災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。

台風4号 長崎県佐世保市付近に上陸 午前6時前

気象庁によりますと、台風4号は午前6時前、長崎県佐世保市付近に上陸しました。

午前6時の観測では、台風は1時間におよそ20キロの速さで北北東へ進んでいます。

中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の東側185キロ以内と西側110キロ以内では風速15メートル以上の強風が吹いています。

午前6時までの1時間には▽熊本県が熊本市に設置した雨量計で51ミリの非常に激しい雨を観測したほか▽国土交通省が徳島県阿南市に設置した雨量計で31ミリの激しい雨を観測しました。

高知 住宅の床下が水につかったり道路が冠水 午前6時現在

高知県内ではで住宅の床下が水につかったり道路が冠水したりするなどの被害が出ています。このうち、四万十町では松葉川地区や仁井田地区、影野地区、茂串町地区、古市地区の合わせて8棟の住宅の床下が水につかっているということです。町では地元の消防団が現地に出向くなどして詳しい被害の確認を進めています。

須崎市では県道や市道の複数か所で冠水の被害が出ているという情報が寄せられ、市は職員や消防などが詳しい被害の確認を進めています。

また、中土佐町でも複数の住宅で床下浸水の被害や道路が冠水しているという情報が寄せられ、町は被害の確認を進めています。