ウクライナ政府 復旧や復興3段階に分け進める計画 会議で提示

ロシアによる軍事侵攻で甚大な被害を受けているウクライナの復興をめぐって、日本や欧米などの各国と国際機関の代表が話し合う会議がスイスで開かれ、ウクライナ政府は、復旧や復興を緊急度に応じて3段階に分けて進めるなどとした計画を提示し、協力を求めました。

ウクライナの復興をめぐる国際会議は、4日午後、日本時間の4日夜、スイス南部のルガーノで開かれ、日本や欧米などおよそ40か国の政府関係者のほか、EU=ヨーロッパ連合の機関や世界銀行など、国際機関の代表も出席しました。

会議にはゼレンスキー大統領がオンラインで参加し「ウクライナの再建は、1つの国だけでなく、すべての民主主義の国々にとって共通の課題だ」と述べ、各国に協力を求めました。

これを受けて、ウクライナのシュミハリ首相が、復旧や復興を進めるためには、現時点で総額およそ7500億ドル、日本円にして101兆円余りが必要だと訴えました。

そして復興などは緊急度に応じて3段階に分けて行われ、まずは、水道や橋など人々の生活に欠かせないインフラの復旧を進めたうえで、学校などの再建に取り組み、その後、環境を重視した経済の回復など長期的な課題に取り組むとする、計画の内容を提示しました。

会議は、5日、各国の代表がそれぞれ支援方針を発表して閉幕することになっていて、ウクライナ政府は、今回の会議を復興の出発点としたい考えです。