いじめや不登校の早期発見 デジタル技術活用 コメントなど分析

教育現場でタブレット端末などを活用する動きが広がる中、デジタル技術によっていじめや不登校などの早期発見につなげようという取り組みが始まっています。

NTTコミュニケーションズは、クラス内で孤立している児童や生徒を把握するため、子どもどうしの関係性を見える化するシステムを開発しました。

このシステムでは、児童や生徒がタブレット端末などで課題を提出すると、その内容をみんなで共有し、コメントや「いいね」が付けられるということで、これらの数をもとにどの子どもが誰と活発にやり取りしているかなど関係性を分析できます。

教員の端末では、どの子どものコミュニケーションが少ないかなどが一目で分かるということで、迅速な支援につなげるねらいです。

NTTコミュニケーションズ・スマートエデュケーション推進室の徳永紗希さんは「子どもたちがより安心して学校生活を送れるようサポートしたい」と話しています。

また、都内のスタートアップ企業は、児童や生徒にその日の体調や気分を4段階で選んでもらい、教員と共有できるシステムを提供しています。

いじめに関するアンケートを行うこともでき、深刻化しやすいケースを自動で分析することで、早期発見につながると期待されています。

スタンドバイの谷山大三郎社長は「子どもたちが頑張らなくてもSOSが伝わり、周囲が気付く環境を作りたい」と話しています。