中国南部沖合 作業船が沈没 12人の遺体見つかる 台風3号影響か

中国南部の沖合で、2日、およそ30人が乗った作業船が台風の影響で沈没した事故で、4日になって周辺の海域で12人が遺体で見つかり、中国当局は乗組員とみて身元の確認を進めるとともに、行方がわかっていない人たちの捜索を続けています。

中国南部の広東海事局などによりますと、2日、広東省陽江の沖合で、洋上風力発電所の工事にあたっていた作業船が波にあおられて沈没しました。

船の乗組員およそ30人のうち、これまでに4人が救助されましたが、広東海事局によりますと、4日午後、周辺の海域で12人が遺体で見つかったということで、当局は乗組員とみて身元の確認を進めています。

船が沈没した当時、現場の海域には台風3号が接近していて、中国メディアは波の高さが10メートル前後に達していたと伝えていて、当局がヘリコプターや救助船などで行方がわかっていない人たちの捜索を続けています。

海事局は、海底に下ろしたいかりと船をつなぐ鎖が切れるなどして船の制御が難しくなったとみて、さらに詳しい原因を調べることにしています。