高知 早明浦ダム貯水率低下 香川県向け水供給量50%削減始まる

高知県の早明浦ダムの貯水率が低下していることを受けて、香川県向けの水の供給量を50%削減する第3次取水制限が、2日午前9時から始まりました。香川県内では、これに合わせて公園のトイレの手洗い場の水圧を弱めたり、調整池からの供給を行ったりして対応に当たっています。

早明浦ダムの貯水率は、2日午前0時の時点で31%と平年を55ポイント以上下回っていて、2日午前9時から、香川県向けの水の供給量を50%削減する第3次取水制限が始まりました。

これに合わせて、高松市にある国の特別名勝の栗林公園では、トイレの手洗い場の水圧を弱める作業が行われ、事務所の職員が取水栓を締め水の出る量を3分の1ほどに減らしていました。

また、三豊市にある調整池の「宝山湖」では午前10時ごろに、追加の削減分を補うための水の供給を始めました。

香川県によりますと、調整池などからの供給で追加の削減分をおおむね補填(ほてん)できるとして、県民生活に直ちに大きな影響はないとしていますが、一層の節水を呼びかけています。

水資源機構香川用水管理所の薮田和也副所長は「一人一人の節水の意識が重要になってくる。生活の中のできるところで節水を行ってもらいたい」と話していました。