韓国 ユン大統領 対日関係「歴史問題は十分に解決できる」

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は日本との関係について「未来のために協力すれば、歴史問題は十分に解決できる」と述べ、両国間の懸案を包括的に解決していくべきだとの考えを示しました。

就任後初の外国訪問として、スペインを訪れ、NATO=北大西洋条約機構の首脳会議などに出席した韓国のユン・ソンニョル大統領は1日、専用機で帰国しました。

これに先立ち、機内で記者団の取材に応じたユン大統領は、日本との関係について「歴史問題と両国の未来の問題は、1つのテーブルにのせて解決しなければならない。両国が未来のために協力すれば歴史問題は十分に解決できる」と述べ、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などを念頭に、両国間の懸案を包括的に解決していくべきだとの考えを示しました。

また、NATOの首脳会議では、ウクライナ情勢とともに、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮が大きなテーマになったとしたうえで「各国の首脳の発言から強硬な対応が必要であり、朝鮮半島の緊張を管理する必要があるという立場を確認した」と述べました。

最も印象に残った日程としては、およそ5年ぶりに開かれた日米韓3か国の首脳会談をあげ「北の核に対応するため軍事的な安全保障協力が再開されることが望ましいとの原則論で一致した」として、今後も3か国で連携していく姿勢を強調しました。