林外相 フィリピン新大統領と会談 “海洋秩序維持で協力”一致

フィリピンを訪れている林外務大臣は、6月30日に就任したマルコス大統領と会談し、海洋進出を強める中国の動向を念頭に、法の支配に基づいて海洋の秩序を維持・強化するために協力していくことで一致しました。

林外務大臣は、フィリピンで行われたマルコス大統領の就任式に出席したあと、大統領と個別に会談し、岸田総理大臣の親書を手渡しました。

そして両氏は、東シナ海や南シナ海への進出を強める中国の動向を念頭に、力を背景にした一方的な現状変更の試みなどに強く反対し、法の支配に基づいて自由で開かれた海洋の秩序を維持・強化するために協力していくことで一致しました。

また、ロシアによるウクライナ侵攻は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙で許してはならないという認識を共有し、北朝鮮の核・ミサイル問題にも連携して対応していくことを確認しました。

林大臣は、記者団に「重要な戦略的パートナーであるフィリピンとは新政権でも関係を強化し、『自由で開かれたインド太平洋』の実現のために一層協力していく」と述べました。