円相場 半年間で約21円値下がり 1998年以降で最大の下げ幅

円相場は、6月30日までの半年間で、ドルに対しておよそ21円値下がりし、日銀の1998年以降のデータでみると、半年間の値下がり幅としては最も大きくなったことがわかりました。

6月30日午後5時時点の円相場は、1ドル=136円19銭から21銭で、115円台前半だった去年の年末と比べると、半年間でおよそ21円値下がりしました。

毎営業日ごとの記録が残る、日銀の1998年以降の午後5時時点のデータでみると、半年間の値下がり幅としては最も大きくなりました。

背景には、インフレ抑制のため金融引き締めを進めるアメリカでは金利が上昇する一方、日本では景気を下支えするため金融緩和を続け金利を抑え込んでいるため、日米の金利差が拡大し、投資家の間でより利回りの見込めるドルを買って円を売る動きが強まっていることがあります。

エネルギーや穀物などが高騰する中、円安が輸入物価を押し上げ、さまざまな商品の値上がりにつながっていると指摘されていますが、このところの円安が記録的なスピードで進んだことが改めて浮き彫りになった形です。