熱中症の疑いで死亡 都内で今月11人 6月として過去10年で最多

厳しい暑さが続く中、都内では今月に入ってから熱中症の疑いで死亡した人が11人と、6月としては少なくとも過去10年で最も多くなったことが、東京都監察医務院などへの取材で分かりました。

警視庁や東京都監察医務院によりますと、都内では今月に入ってから29日までに熱中症の疑いで、40代から90代までの男女合わせて11人が死亡しました。

年代別に見ますと、70代と80代がそれぞれ4人と最も多くなっています。

11人のうち9人は自宅などの屋内で倒れているのが見つかったということです。

このうち足立区では28日、70代の女性が自宅の布団の上で死亡しているのが見つかり、死因は熱中症の疑いだったことが分かりました。

女性は1人暮らしでしたが、当時は窓が閉まっていてエアコンもついていなかったということです。

また、文京区のアパートでも今月27日、部屋に住む70代の男性が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で亡くなりました。

11人が亡くなったのは6月としては少なくとも過去10年で最も多いということで、東京消防庁などは我慢せずに冷房を使用し、のどが渇く前にこまめに水分を補給するなど熱中症の対策をとるよう呼びかけています。