大谷翔平7勝目 5回2/3無失点 11個の奪三振はすべて空振り三振

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がホワイトソックス戦に投打の二刀流で先発出場し、6回途中まで無失点に抑えてすべて空振りで11個の三振を奪い、7勝目をあげました。

現地6/29(エンジェルスタジアム)
  123|456|789|計H
W|000|000|010|17
A|200|002|00x|45
【大谷 投手成績】
投球回 5回2/3 被安打5 奪三振11 失点0
今季通算 7勝4敗 防御率2.68
【大谷 打撃成績】
1:四球 2:中飛 3:空三振 4:空三振
今季通算 打率.265 HR17 49打点

エンジェルスは29日、本拠地のエンジェルスタジアムでホワイトソックスと戦い、前日の試合でホームランを含む3安打2打点と活躍した大谷選手は先発ピッチャー兼3番 指名打者で出場しました。

大谷選手は中6日での登板で1回、2本のヒットにワイルドピッチがからんでツーアウト二塁三塁のピンチを招きましたが、3つのアウトをすべて得意のスプリットでの三振で取り立ち上がりを無失点で切り抜けました。

このあとも威力のある速球とキレのある変化球で毎回三振を重ね、6回の先頭バッターからカーブでこの日、10個目の三振を取って今シーズン奪った三振が100となりました。

大谷選手は次のバッターにヒットを打たれたあと、気迫のこもったピッチングで三振を奪って2アウトとしたところでリリーフにマウンドを託し、本拠地のファンはベンチに下がる姿に立ち上がって大きな歓声と拍手を送りました。
大谷選手は6回途中まで108球を投げて無失点、打たれたヒットは5本、フォアボールは1つ、2試合連続のふた桁奪三振となる11個の三振をすべて空振りで奪い、防御率は2.68となりました。

バッターとしては1回の第1打席がフォアボール、3回の第2打席はセンターフライ、マウンドを降りた直後の6回の第3打席は空振り三振で、4球目の変化球を強振してファウルした際に声をあげ、腰をたたいて気にするようなしぐさを見せました。
連続三振した8回の第4打席でも腰を気にする様子があり、この試合は3打数ノーヒット、フォアボール1つで打率は2割6分5厘に下がりました。

エンジェルスは4対1で勝ち、大谷選手が勝ち投手となって今シーズンの成績は7勝4敗となりました。

6月は大活躍 投げては4勝 防御率1点台 打っては打率3割超え

ピッチャーとしては、今月2日のヤンキース戦では3回4失点で負け投手になりましたがその後は4試合に投げて4連勝し、今月は4勝1敗 防御率1.52の好成績をマークしました。

特に16日のマリナーズ戦からは大リーグで初めて3試合連続で無失点のピッチングを続けていて、29日の登板で連続無失点を大リーグで自己最長の21イニングまで伸ばしました。

奪った三振の数でも今月は24イニングで27個を奪い、今シーズン通算では101個としてアメリカンリーグで5位につけています。

バッターとしては今月は26試合に出場して打率2割9分8厘、ホームラン6本、17打点をマークし、今シーズン初めて月間の打率が3割を超えました。

特に21日のロイヤルズ戦では2本のスリーランホームランなどで8打点をあげ、松井秀喜さんや井口資仁さんが記録した7打点を超えて、大リーグの日本選手では1試合最多となりました。

大谷選手は去年も6月に月間13本のホームランを打ってアメリカンリーグの野手部門で初めての月間MVP=最優秀選手に選ばれました。

去年は7月も2か月連続で月間MVPに輝きシーズンMVPの受賞につなげていて、ことしも大谷選手の夏場の活躍に期待がかかります。

希望した“カリフォルニアのビーチ”のユニフォームで快投

大谷選手はこの試合で、いつもとは違うユニフォームの着用を希望し、カリフォルニアのビーチをイメージしたユニフォーム姿で快投を見せました。

エンジェルスは先発登板するピッチャーが試合で着るユニフォームを選ぶことができ、ホームの試合では通常、白や赤のユニフォームを着用しています。

球団によりますと、この日大谷選手が着用を希望したのは「シティーコネクト・ユニフォーム」という今月11日のメッツ戦で初めて披露されたユニフォームでした。

このユニフォームは、カリフォルニアのビーチをイメージしたアイボリーの色合いをベースにチーム名がサーフブランド風の字体でデザインされ、エンジェルスタジアムのグッズストアでは売り切れとなるなど人気を呼んでいます。
ここまで3試合で着用され、大谷選手はこのうち2試合にバッターで出場して7打数6安打、ホームラン2本、5打点と抜群の相性を見せていました。

この日はバッターとしてはノーヒットでしたが、このユニフォームを着て登板した初めての試合で、11個の三振をすべて空振りで奪って無失点と、みずから希望したユニフォームで快投を見せ、本拠地のファンを喜ばせました。