国家公務員 夏のボーナス2年連続減少 平均支給額 約58万4800円

国家公務員に30日、夏のボーナスが支給され、管理職を除く平均支給額はおよそ58万4800円で、去年に比べておよそ7万6300円減り、2年連続の減少となりました。

内閣人事局によりますと、国家公務員のことしの夏のボーナスは、管理職を除いた平均年齢34.2歳の職員の平均支給額で、およそ58万4800円となり、去年に比べておよそ7万6300円、率にして11.5%減り、2年連続の減少となりました。

これは、民間企業との格差を解消するため0.075か月分引き下げられたことに加え、去年8月に人事院が勧告した0.15か月分の引き下げをこの夏から反映させたためだということです。

また、特別職などにもボーナスが支給され、試算=試みの計算では最高裁判所長官がおよそ518万円と最も多く、次いで衆参両院の議長がおよそ480万円となっています。

一方、総理大臣と閣僚は、新型コロナの影響を踏まえた国会議員の歳費削減に合わせて一部を返納するとしているため、総理大臣がおよそ363万円、閣僚がおよそ302万円となっています。