愛媛県 梅雨明け異例の早さで水不足懸念 住民に節水呼びかけへ

四国では28日、異例の早さで梅雨が明け、水不足の懸念が高まる中、渇水対策を話し合う愛媛県の会議が29日に開かれ、住民に対して節水の呼びかけを強化することを申し合わせました。

愛媛県内では、28日に異例の早さで梅雨が明けましたが、5月以降、各地のダムや、その流域の雨の量は平年の半分以下になっていて、水不足に対する懸念が高まっています。

こうした状況を受けて、県は、渇水対策を話し合う緊急の会議を県庁で開き、各部局の担当者などが参加しました。

この中で、中村知事が「今後も雨が降らない状況が続けば、渇水が現実になる。そうならないためにも、早く手を打つことが大切だ」と述べました。

そして、担当者が県内のダムの状況を報告し、29日時点で、それぞれ上流のダムの貯水率は、
▽四国中央市が17%
▽松山市が65%
▽今治市が75%で、
3つの市では、渇水の可能性が高まっているという認識を示しました。

そのうえで、今後、雨が降らず、なにも対策をとらなければ、
▽四国中央市では7月下旬、
▽松山市では8月上旬、
▽今治市では8月中旬に、
それぞれ上流のダムの貯水率が0%になるとする、試算を明らかにしました。

このため県では、3つの市に、住民に対する節水の呼びかけを強化するよう要請することなどを申し合わせました。

県は、今後も雨やダムの貯水状況に応じて、さらに対策を検討することにしています。