【解説】ロシア軍 商業施設を攻撃 リトアニアではサイバー攻撃

今回のG7サミットの開催中に起きたのが、ロシア軍によるウクライナのショッピングセンターへの攻撃です。
各国の首脳は、「市民に対する無差別な攻撃は戦争犯罪だ」と、声明で厳しく非難。
ウクライナのゼレンスキー大統領も、「ヨーロッパの歴史上、最も挑発的なテロ行為の1つだ」と怒りの声をあげました。

また、サイバー空間での戦いが表面化しています。
バルト3国の1つ、リトアニアがサイバー攻撃を受けました。
ロシアのハッカー集団「キルネット」による犯行と見られています。

リトアニア政府がロシア本土とロシアの飛び地のカリーニングラードを結ぶ鉄道貨物輸送について輸送を制限する措置を始めたのに対し、ロシアのハッカー集団「キルネット」は、先週、次のような動画を投稿し、犯行を予告したのです。
「48時間以内に、カリーニングラードの封鎖を解除しろ。解除しないと、リトアニアの500社以上の企業がとんでもない状況に陥るだろう」

由井秀樹キャスターが解説します。

※途中でけがをした人のインタビューの映像が流れます。
(動画は5分1秒。データ放送ではご覧になれません)