中国 G7声明に反発「台湾問題は中国の内政 外部の干渉許さず」

G7サミット=主要7か国首脳会議で、台湾海峡の平和と安定の重要性に言及した首脳声明が発表されたことについて、中国政府は「台湾問題は中国の内政であり、いかなる外部の干渉も許されない」として、強く反発しました。

28日に閉幕したG7サミットでは、中国を念頭に、「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、平和的な解決を呼びかける」などとした首脳声明が発表されました。

これについて、中国政府で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は、29日の記者会見で、「台湾問題は中国の内政であり、いかなる外部の干渉も許されない。アメリカと西側が同盟国を引き込んで『台湾カード』を使い、中国の発展と統一を抑え込もうとすることは非常に危険だ」と述べ、強く反発しました。

そのうえで、「台湾独立勢力に誤ったシグナルを送ることや、内政干渉を直ちにやめ、このことで火遊びしないよう忠告する」と述べ、G7各国をけん制しました。

中国外務省 内政干渉と反発

G7サミット=主要7か国首脳会議の首脳声明で、中国が軍事活動を活発化させる東シナ海、南シナ海の状況や、中国の人権状況などに懸念が示されたことについて、中国外務省の趙立堅報道官は29日の記者会見で、「中国の内政に乱暴に干渉し、中国を攻撃し中傷するものだ。G7が対話や協力をするつもりがなく、冷戦思考を守り、イデオロギー的な偏見を堅持していることをよく示している」と反発しました。

そして、「世界の総人口の10分の1しかいないG7に、全世界を代表する資格はないし、ましてや、自分たちの価値観や基準を国際的な価値観や基準とする資格もない」と述べ、G7各国をけん制しました。