国際

米バイデン大統領 ヨーロッパ展開の米軍態勢強化の方針発表

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、アメリカのバイデン大統領はウクライナに隣接するポーランドにアメリカ軍の司令部を新たに常設するなどヨーロッパに展開する軍の態勢を強化する方針を発表しました。
アメリカのバイデン大統領は29日、スペインのマドリードで開かれているNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に合わせてヨーロッパに展開するアメリカ軍の態勢を強化する方針を発表しました。

それによりますと、ウクライナに隣接するポーランドにヨーロッパ東部では初めてアメリカ軍の司令部を常設し、NATOとの相互運用性を強化するとしています。

またロシアと地理的に近く今回の軍事侵攻に危機感を強めるバルト諸国には、特殊作戦部隊を含むアメリカ軍のローテーション方式での配備を強化するとしました。

さらにスペインに配置しているアメリカ海軍の駆逐艦を4隻から6隻に増やすほか、イギリスにある空軍基地に最新鋭のステルス戦闘機F35の部隊を追加するということです。

バイデン政権はウクライナ情勢の緊迫化を受けて、ことしに入ってからヨーロッパに合わせておよそ2万人の兵士を追加派遣し、現在地域全体に10万人以上が駐留しています。

バイデン大統領としてはアメリカ軍の態勢をさらに強化することで、ロシアの脅威に直面するヨーロッパの同盟国の防衛への関与は揺るがないという姿勢を強調するねらいがあるとみられます。

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