北海道 29日にかけて記録的大雨のおそれ 関係省庁は警戒態勢

前線や低気圧の影響で、北海道では29日にかけて記録的な大雨となるおそれがあり、土砂災害や川の氾濫などに警戒が必要だとして、政府は関係省庁による会議を開き、自治体に避難の判断を助言するなど、緊密に連携していく方針を確認しました。

内閣府で開かれた会合では、気象庁の担当者が北海道では前線や低気圧の影響で局地的に非常に激しい雨が降り、29日夕方までの24時間の雨量が多いところで180ミリに達する大雨となるおそれがあることなどを説明しました。

そのうえで、土砂災害や川の氾濫などに警戒が必要だと報告しました。

続いて、警察庁や消防庁、防衛省などが災害が発生した場合には速やかに救助活動に向かえるよう態勢を取っていることなどを報告しました。

会議の中で二之湯防災担当大臣は「関係省庁は十分な警戒態勢を確保し、最大限の緊張感を持って対応に当たってほしい。国民の皆さんは地域のハザードマップを改めて確認するとともに最新の気象情報や避難情報に注意し、早めの安全確保をお願いします」と呼びかけました。

気象庁によりますと、北海道では29日夕方までの24時間に予想される雨量が、日本海側と太平洋側で180ミリ、オホーツク海側で120ミリと、多いところでは平年6月1か月分の2倍から3倍に達する記録的な大雨となるおそれがあります。

その後も雨が続き、30日夕方までの24時間にはさらに、日本海側と太平洋側で50ミリから100ミリ、オホーツク海側でおよそ50ミリの雨量が見込まれています。

気象庁は地元の気象台が発表する情報に注意するよう呼びかけています。