知床観光船沈没 サハリン沿岸で日本人とみられる遺体見つかる

北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故で、サハリン南部の沿岸で、日本人とみられる遺体が見つかったと、ロシア当局から日本側に連絡があったことが関係者への取材で分かりました。
遺体は救命胴衣をつけていたということで、身元の特定に向けた調整が進められる見通しです。

ことし4月、知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」が沈没した事故では、14人が死亡し、今も12人の行方が分かっていません。

海上保安庁は、行方不明者が知床半島の北側に漂流している可能性もあるとみて捜索を続けていますが、サハリン南部の沿岸で新たに日本人とみられる遺体が見つかったと、28日午後、ロシア当局から日本側に連絡があったことが関係者への取材で分かりました。

性別や年齢は分かっておらず、遺体は救命胴衣をつけた状態で見つかったということです。

ロシア側から日本人とみられる遺体が見つかったと連絡があったのは、北方領土の国後島で男性の遺体が見つかった際の先月19日以来で、その後、ロシア当局によるDNA鑑定で観光船の乗員のDNAの資料と一致したことがわかっています。

今回見つかった遺体についても、ロシア当局との間で身元の特定に向けた調整が進められる見通しです。