ウクライナの商業施設にミサイル攻撃 少なくとも市民10人死亡

ウクライナ中部ポルタワ州のクレメンチュクで、ショッピングセンターがロシア軍のミサイルで攻撃され、ドミトロ・ルニン知事によりますと、少なくとも10人が死亡、40人がけがをしたということです。

ゼレンスキー大統領が27日、SNSで公開した動画では、ショッピングセンターとみられる建物が激しく燃え、大量の煙が立ち上っていました。

ゼレンスキー大統領は「攻撃された時、建物の中には1000人以上の民間人がいた」と投稿し、ロシア軍の攻撃を非難しました。

G7首脳「言語道断」と非難

この攻撃について、G7=主要7か国の首脳は27日、声明を発表し「攻撃は言語道断だ」と厳しく非難しました。

そのうえで「市民に対する無差別な攻撃は戦争犯罪だ。プーチン大統領は責任を問われることになる」と指摘し、プーチン大統領の責任を追及し、ウクライナへの支援を継続する姿勢を示しました。