性的マイノリティーの人たちに理解を NYで3年ぶりにパレード

アメリカのニューヨークで性的マイノリティーの人たちへの理解を深めようというパレードが3年ぶりに行われ、参加した人たちは思い思いの衣装や踊りなどで個性を表現して、誰でも自分らしく平等に生きられる社会の実現などを訴えました。

このパレードは1970年から毎年行われてきましたが、新型コロナウイルスの影響で中止が続き、26日、3年ぶりに開催されました。

主催者の発表ではおよそ2万人が参加し、沿道には100万人を超える観客が集まりました。

参加者は性の多様性を象徴するレインボーカラーの旗を振ったり、思い思いの衣装を身につけて踊ったりして、誰もが自分らしく平等に生きられる社会の実現などを訴えました。

またアメリカでは先週、保守派の判事が多数となっている連邦最高裁判所が「中絶は女性の権利」だとした49年前の判断を覆したため、同性婚の権利なども今後、制限されるのではないかという懸念の声も出ています。

このため、今回のパレードには「すべての人の権利のためにともに闘う」といったプラカードを掲げ、女性の中絶の権利を訴える人も参加していました。

パレードを見に来た人は「中絶が禁止され、次は同性婚が禁止されるかもしれない。保守派の人たちは私たちの権利を奪おうとしているので、闘わなくてはいけない」と話していました。