【動画】「マガキ」一斉産卵の様子を撮影 広島 江田島湾

広島県の江田島湾に浮かぶかきの養殖いかだで、マガキが一斉に産卵して海が白く濁る様子を、24日、NHKのヘリコプターのカメラが撮影しました。海が白く濁るのは年に数回、この時期にしか見られない現象だということです。

かきは海水温の上昇に加えて、波の動きなどで刺激を受けると、群れが一斉に卵子と精子を放出して産卵を行います。

6月24日の午前、広島県江田島湾で養殖されているマガキが一斉に産卵し、上空のヘリコプターから養殖いかだの周りが産卵に合わせてかきが放出した精子の色で白っぽく濁っている様子が確認されました。

この後、受精した卵からマガキの赤ちゃんが産まれて2週間ほど海を漂い、0.3ミリほどに育つと岩など硬いものに付着して稚貝になるということです。

いかだの上にはホタテの貝殻が用意され、この貝殻を海中に入れてかきの赤ちゃんを付着させることにしています。

広島県水産海洋技術センターは「23日午後から風が強まって養殖いかだが波で揺れてかきを刺激したため、産卵が始まったのではないか」と話しています。