認知症やその疑いでの行方不明者 過去最多1万7600人

認知症やその疑いがあり行方不明になった人は去年、全国で延べおよそ1万7600人とこれまでで最も多くなったことが警察庁のまとめで分かりました。

警察庁によりますと、認知症やその疑いがあり、はいかいなどで行方不明になったとして去年、届け出があったのは延べ1万7636人で、統計を取り始めた2012年以降で最も多くなりました。
都道府県別に多い順に、
▽大阪が1895人
▽埼玉が1875人
▽兵庫が1804人
▽神奈川が1604人
▽愛知が1542人などとなっています。
年齢別では、
▽80歳以上が9893人
▽70代が6706人
▽60代が913人
▽50代が114人などとなっています。
届け出があった人のほとんどは去年のうちに所在が確認されるなどしましたが、236人は行方が分からないままでした。

また、過去に届け出があり去年、死亡が確認された人は450人に上っていて、はいかいしていて交通事故に遭ったり山の中で見つかったりしたケースもあるということです。

警察は自治体と連携し防災無線などを活用しながら早期発見と保護に向けた取り組みを進めていて、警察庁は「時間がたつほど発見が難しくなるため、行方が分からなくなったら早めに相談してほしい」としています。