IOC 2026年冬季五輪 スキージャンプ女子のラージヒルなど追加

IOC=国際オリンピック委員会は、オリンピックで行われる男女の種目数の差を減らすため、2026年の冬のオリンピック、ミラノ・コルティナダンペッツォ大会で、新たにスキージャンプ女子のラージヒルなどを追加することを決めました。

IOCは24日、オンラインで理事会を開き、今後のオリンピックの実施種目などについて話し合いました。

この結果、オリンピックで行われる男女の種目数の差を減らすため、2026年の冬のオリンピック、ミラノ・コルティナダンペッツォ大会で新たに
▼スキージャンプ女子のラージヒル、
▼男女のスキーフリースタイル、デュアルモーグル、
▼スケルトンの混合団体、
それに
▼リュージュの女子2人乗りなどを追加することを決めました。

また、男子の競技しか行われていないスキーノルディック複合については、過去3大会でメダルを獲得した選手が4か国にとどまることや、観客数が少ないことから継続するかどうか協議されましたが、選手たちがすでに何年もかけて準備していることなどから、2026年の大会については実施することになりました。

IOCのバッハ会長は、「われわれは、冬のオリンピックにおける男女格差の解消に向けて大きな前進を遂げた。今後も男女平等を進めることを約束する。2026年の大会はこの努力の重要なマイルストーンになるだろう」と、コメントしています。

女子ラージヒル 日本はメダル獲得期待の種目の1つに

スキージャンプのラージヒルは、オリンピックでは、これまで男子のみの実施種目として行われてきました。

女子はワールドカップで行われているほか、去年からは初めて世界選手権でも実施されています。
この大会では、日本の高梨沙羅選手が銀メダルを獲得していて、オリンピックで実施されると日本のメダル獲得が期待される種目の1つとなります。

このほか、新たな実施種目に加えられたデュアルモーグルは、2人の選手が同時に滑ってトーナメント方式で競います。

この種目では、去年行われた世界選手権で堀島行真選手が銅メダルを獲得するなど男女ともに日本選手が国際大会で好成績を残しています。

パリ五輪 ボクシング競技はIBAの権限下で運営しない

IOC=国際オリンピック委員会は24日、2024年のパリ大会のボクシングについて組織運営に問題を抱えているIBA=国際ボクシング協会の権限の下では、運営しないことを決めました。

アマチュアボクシングを統括するIBAをめぐっては、審判の不正疑惑や不透明な財政管理など組織運営の問題が相次いでいることから、IOCは24日、オンラインで開いた理事会の中で2024年のパリ大会について、ボクシングの予選とオリンピックでの競技をIBAの権限のもとで運営しないことを決めました。

IOCは、IBAに代わってどのように運営するかについては、今後決めるとしています。