“パワハラ自殺”提訴された住宅会社「実態把握速やかに」青森

青森県の40代の男性が上司からパワハラを繰り返された末、自殺したとして、遺族から損害賠償を求める訴えを起こされた青森県八戸市の住宅会社がNHKの取材に文書で回答し、遺族に直接謝罪するとともに全社員に聞き取りや匿名のアンケートを行って、実態の把握と再発防止に努める考えを示しました。

八戸市に本社のある住宅会社『ハシモトホーム』をめぐっては、40代の男性社員が上司から勤務成績を表彰する「賞状」を病気の「症状」ともじり、侮辱することばを書いて渡されるなどのパワハラを繰り返された末、4年前に自殺したとして、遺族から損害賠償を求める訴えを起こされています。

『ハシモトホーム』はNHKの取材に23日、文書で回答し、訴えについて「大変重く受け止めております。ご遺族の方には直接おわびをし、できるかぎりご要望を受け入れたく思っております」としています。

また、男性社員に対するパワハラがあったことを会社が認識していたかについては、「当時は認識できていませんでした。また社員からの相談も確認できておりません」としています。

上司からパワハラを受けていた社員がほかにもいたかについては、「確認できていない」とし、上司の処分については「現時点で決定していない」としています。

そのうえで、今後の再発防止策について「全社員に聞き取りや匿名のアンケートを実施して実態の把握を速やかに進め、改善策を策定して速やかに公表します」としています。