林検事総長が退任会見 “国民の期待と信頼に応える検察を”

検察トップの林眞琴検事総長が24日退任の記者会見をし、「新しい総長のもとで一致団結して課題に取り組み、国民の期待と信頼に応えられる検察を実現していくと確信している」と述べました。

林氏は、東京高等検察庁の黒川元検事長の定年延長や検察庁法の改正をめぐって、政治と検察との距離感が議論になる中、おととし7月、検事総長に就任しました。

在任中は、いずれも有罪が確定した、吉川貴盛 元農林水産大臣の汚職事件や、日本大学の田中英壽前理事長の脱税事件などの捜査を指揮しました。

林氏は、24日に行われた退任の記者会見で「政治との距離は必ずしも検察組織全体が問われたわけではなく、検察は厳正公平・不偏不党で変わらずにやってきた。訴追すべき事件をしっかり訴追していかないと検察は信頼回復できない。適正に検察権を行使し、国民の期待と信頼をつないでいくことは永遠の課題だ」と述べました。

そのうえで「新しい検事総長のもとで一致団結して課題に取り組み、国民の期待と信頼に応えられる検察を実現していくものと確信している」と述べました。

後任の検事総長には24日付けで、東京高検の甲斐行夫検事長が就任します。