トランプ氏“大統領選挙に不正“と発言求める 司法省高官証言

去年、アメリカの連邦議会にトランプ前大統領の支持者らが乱入した事件をめぐる議会の公聴会が開かれ、当時の司法省の高官が、トランプ氏から「大統領選挙に不正があったと言ってくれ」と求められたことを証言しました。

去年1月のアメリカ連邦議会への乱入事件をめぐって、与党・民主党が主導する議会下院の特別委員会は23日、今月5回目となる公聴会を開きました。

今回の公聴会では大統領選挙に不正があったという、みずからの一方的な主張を認めるよう、トランプ氏が司法省に圧力をかけたかどうかについて元高官らが証言しました。

このうち当時のドナヒュー司法副長官代行はトランプ氏に「司法省は選挙の結果を変えることはできないし、することもない」と伝えたところ、トランプ氏は「選挙結果を変えろと言っているのではない。選挙に不正があったと言ってくれと頼んでいるだけだ。あとは私と共和党議員に任せてくれればいい」と求められたことを証言しました。

また、ドナヒュー氏やほかの高官は、トランプ氏がみずからの主張に同調する人物を司法長官に任命する考えを伝えてきたとしたうえで、その場にいた数人の高官が全員、辞任する意向を示したところ、トランプ氏が考えを改めたと証言しました。

この特別委員会の公聴会は来月以降も予定されています。