市川海老蔵さん 團十郎襲名へ「襲名は勇気がいることだった」

ことし11月に歌舞伎界の大名跡「市川團十郎」を襲名する歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが23日、会見に出席し、「大きな名前を襲名するのは勇気がいることだった」と心境を語りました。

市川團十郎は江戸時代から続く歌舞伎界の大名跡で、海老蔵さんは亡くなった父親の十二代目に続いて、おととし5月に十三代目を襲名することになっていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、改めてことし11月に襲名披露公演が行われることが決まりました。

23日、海老蔵さんは来月行われる「七月大歌舞伎」に出演するのを前に会見に出席しました。

この中で、海老蔵さんは團十郎襲名について「海老蔵という名前は皆さんに知っていただいて愛着がある名前なので、襲名は自分にとって勇気がいることでした。團十郎という大きな名前を受け継ぐのは自分だけのことではなく、歌舞伎のために生きるということが大きくなると思っています」と心境を語りました。

また、来月の公演では、歌舞伎座での本興行としては初めて長女の市川ぼたんさん(10)と、ことし11月に八代目市川新之助を襲名する長男の堀越勸玄さん(9)の親子3人で共演する予定で、海老蔵さんは「3人で歌舞伎座の舞台に立つことを夢見ていたので、うれしいです」と笑顔を見せていました。