ウクライナ避難者受け入れ支援 ポーランドの団体へ寄付金贈呈

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から24日で4か月になります。
ポーランドなどの周辺国が多くの避難者を受け入れる中、23日、在日ポーランド商工会議所が現地で避難した人たちを受け入れているキリスト教の団体の東京本部に寄付金を贈呈しました。

東京 世田谷区にあるカノッサ修道女会の東京本部を訪れたのは在日ポーランド商工会議所のメンバーです。

商工会議所は多くの避難者をウクライナから受け入れているポーランドの人たちの活動を支援しようと日本で募金を集めてきました。

この修道女会のポーランドの支部は7家族14人を受け入れているということで、商工会議所のメンバーは集まった寄付金およそ2000万円のうち200万円を贈呈しました。
寄付金は修道女会を通じてポーランドなどに避難している子どもたちの教育費や医療費、就業などのために語学を学んでもらう費用などに充てられるということです。

寄付金を受け取ったカノッサ修道女会日本管区長のヴァレリア・マルティネス修道女は「大変な思いをして避難して来た人が安心して暮らし、自立できるように支援に役立てたいです」と話しています。

在日ポーランド商工会議所のピーター・ロバート・スシツキ会頭は「寄付をしてくれた人たちに感謝します。長期的な支援が必要なのでこれからもいろいろなところに寄付金を贈りたいです」と話しています。