東京国税局長 厳重注意処分 職員逮捕3件続いたこと受け 国税庁

新型コロナウイルスの国の持続化給付金の詐欺事件などで、今月、職員の逮捕が3件続いたことを受けて、国税庁は、東京国税局の市川健太局長を厳重注意の処分にしました。

東京国税局では今月、横浜市の鶴見税務署の24歳の職員が新型コロナの国の持続化給付金をだまし取ったグループの1人として逮捕・起訴されたほか、妻の顔をなぐって大けがをさせた疑いで「税務相談室」の59歳の職員が、JRの車内で痴漢をした疑いで千葉市の千葉東税務署の30歳の職員が、逮捕されました。

相次ぐ不祥事を受けて国税庁は23日、国民の信頼を大きく失う事件が短期間で相次いでいるなどとして、東京国税局の市川健太局長を厳重注意の処分にしたと発表しました。

厳重注意は、国税庁の規程に基づく処分で、全国に12ある国税局と国税事務所のトップに出されるのは15年ぶりだということです。

国税庁の高橋俊一人事課長は「高い倫理意識を求められる国税職員が、このような事態を招いたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。国税庁を挙げて、再発防止と綱紀の厳正な保持を徹底して参ります」などとするコメントを出しました。