御嶽山 火口周辺警報を解除 噴火警戒レベルを「1」に引き下げ

長野と岐阜の県境にある御嶽山について、気象庁は、火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったとして、23日、4か月ぶりに火口周辺警報を解除し、噴火警戒レベルを「2」から「1」に引き下げました。気象庁は、引き続き登山の際はヘルメットを持参するなどの安全対策をとるよう呼びかけています。

平成26年の噴火で死者・行方不明者63人を出す、戦後最悪の火山災害が起きた御嶽山では、ことし2月23日、火山性地震が増加するなど火山活動が高まり、気象庁は、火口周辺警報を発表するとともに、噴火警戒レベルを「1」から、火口周辺への立ち入り規制を示す「2」に引き上げました。

その後、火山性地震の回数はしだいに減り、地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動は、ことし3月19日以降、観測されなくなりました。

こうしたことから気象庁は、火口からおおむね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったと考えられるとして、23日午後2時、火口周辺警報を解除し、噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」を示す「1」に引き下げました。

気象庁は、引き続き火口内では火山灰などの噴出が突発的に発生するおそれもあるとして、地元自治体の立ち入り規制などに従い、登山の際はヘルメットを持参するなどの安全対策をとるよう呼びかけています。