沖縄戦「平和の礎」に刻まれた犠牲者の名前 夜通し読み上げ

沖縄県糸満市にある「平和の礎」(いしじ)に刻まれた沖縄戦などの犠牲者の名前をオンラインで1人ずつ読み上げる取り組みを6月中旬から行ってきた市民団体は22日から「平和祈念公園」に場所を移して、夜通し名前を読み上げました。

沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園にある「平和の礎」には24万1686人の沖縄戦などの犠牲者の名前が刻まれています。

このすべての名前を読み上げる取り組みが1500人以上が参加して、6月12日から毎日22時間、オンラインで行われてきました。

22日正午からは場所を「平和祈念公園」に移して夜通し読み上げが行われ、23日朝は参加者が、犠牲者一人ひとりの名前を静かに声に出していました。

沖縄戦を学ぶために東京から訪れて読み上げに参加した40代の女性は「名前を読むことで犠牲者それぞれ、いろいろなことがあったのだろうとイメージが浮かんできてより実感が持てました」と話していました。

主催した市民団体のメンバーの1人、宮城千恵さんは「沖縄戦で多くの命が失われたことと、その命の重みを感じながら沖縄から平和を発信したい」と話していました。