海上自衛隊の練習艦「かしま」がロンドンに寄港

ことし4月から遠洋航海を続けている海上自衛隊の練習艦が22日、イギリスのロンドンに寄港し、両国の防衛協力の一環としてイギリス海軍との間で共同訓練を行うことにしています。

海上自衛隊の練習艦「かしま」は、若手幹部ら340人が乗り組んでことし4月から遠洋練習航海を続けていて、日英同盟の締結からことしで120年となるのを記念する交流行事のため22日、ロンドンに寄港しました。

練習艦で会見した小牟田秀覚 練習艦隊司令官は「近年、両国の防衛協力は深化しており、さらなる深化のため、訓練の機会をより設ける必要がある」と述べたうえで『自由で開かれたインド太平洋』を実現するため、イギリスの協力が必要だと強調しました。

イギリスは、去年3月に公表した外交や安全保障の新たな方針で、インド太平洋地域を重視する方針を明らかにし、去年9月、イギリスの最新鋭の空母「クイーン・エリザベス」が日本にも寄港しています。

また、ことし5月には両国の安全保障協力の強化のため、自衛隊とイギリス軍が共同訓練などを円滑に進めるための協定の締結で大枠合意しています。

練習艦は、25日までイギリスに滞在し、イギリス海軍との間で共同訓練を行うほか、若手幹部どうしが安全保障についての意見交換を行うということです。