ガソリン小売価格 全国平均1リットル173.9円 3週連続値上がり

今週のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり173.9円となり、3週連続で値上がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、20日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり173.9円で、先週より2.7円値上がりしました。

値上がりは3週連続で、今週はすべての都道府県で値上がりしました。

これは、中国の上海で新型コロナ対策の厳しい外出制限が解除されたことや、EU=ヨーロッパ連合が船で輸送されるロシア産の石油を当面、輸入禁止にすると合意したことから、原油の需給がひっ迫するという見方が広がり、原油価格が上昇したことが主な要因です。

政府による石油元売り会社への補助金の効果で小売価格の上昇は一定程度、抑えられているものの、原油価格の高騰に歯止めがかからない状況です。

経済産業省は23日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から1リットル当たり40.5円を支給することにしています。

今後の見通しについて、石油情報センターは「アメリカやイギリスなどの利上げによって世界的に景気が減速し、原油需要が落ち込むとの見方から、足元の原油価格は落ち着いているものの、歴史的な円安によって石油元売り会社の原油の輸入価格は高止まりしていて、ガソリンの小売価格は来週も値上がりが見込まれる」としています。