【動画】シリア人よう兵の死 ロシアへの憎しみ募らせ戦場に

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長期化する中、双方の死者数は増え続けています。こうした中、長年、内戦が続く中東のシリアから、よう兵として戦いに加わり、亡くなる兵士も出ています。

※よう兵が戦死したときの状況を示す映像が含まれています(動画の開始から2分35秒~2分54秒まで)。

シリア北部の墓地。

28歳で死亡したシリアの反政府勢力の戦闘員が埋葬されています。
ウクライナでよう兵としてロシア軍と戦い、先月、戦死したアブドゥルラフマン・アフマドさんです。

シリアの内戦に軍事介入したロシアの空爆で5年前、母親と当時4歳だった弟を亡くし、ロシアへの憎しみを募らせてきました。

そしてロシアと戦うため、ウクライナ東部のハルキウに入ったとみられています。
3000人がよう兵としてウクライナに向かったといわれるシリアの反政府勢力の戦闘員。

戦闘が戦闘を呼ぶ「憎しみの連鎖」が、ウクライナにまで及んでいます。

(動画は4分3秒です。データ放送ではご覧になれません)。