東京五輪・パラ組織委 成果や課題「東京モデル」として継承

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は大会の公式報告書をまとめ、コロナ禍での大会運営のノウハウや、時代に合わせた新たなスポーツへの変革、そしてオリンピック・パラリンピックを何のために行うのかを常に検証することなどを「東京モデル」として継承していくとしています。

組織委員会がまとめた公式報告書は、21日に都庁で開かれた理事会で示されました。

この中では、東京大会で得られた成果や課題を今後のスポーツイベントに生かしていくため「東京モデル」として継承していくとしています。

具体的には新型コロナや暑さ対策を含めた大会運営のノウハウや、アーバンスポーツの採用やリモートでの観戦といった時代に合わせた変革、それに、大会の簡素化や経費の縮減などを挙げています。

さらに、オリンピック・パラリンピックを何のために行うのかや、どのように社会の中で運営するのかといった課題を常に検証することが必要だと提言しています。

公式報告書は、6月上旬までにIOC=国際オリンピック委員会に提出されたということです。

コロナ禍で賛否が分かれる中での開催によってオリンピック・パラリンピック自体の在り方が問われた東京大会は、教訓を世界に向けてどう発信し、残していくことができるかも問われることになります。