三重 南伊勢町の町立病院職員が1億5000万円余着服か 町が発表

三重県南伊勢町は、町立病院の38歳の職員が多額の着服をしていたとみられると、21日発表しました。
町の調査に対し職員は1億5000万円余りを着服したと説明しているということで、町は警察に告訴する方針です。

南伊勢町によりますと、多額の着服をしていたとみられるのは「町立南伊勢病院」の会計担当で38歳の男性職員です。

病院側がことし4月から昨年度の決算関係書類をまとめていたところ、不審な点が複数見つかったことなどからさらに確認を進めた結果、今月、使途不明金が見つかったということです。

町の調査に対し職員は患者から受け取った金の一部を抜き取ったり、病院の口座から現金を引き出したりして、ことし5月までの3年余りの間着服を続け、総額は1億5000万円余りに上ると説明したということです。

着服した金は「アイドルのグッズ購入などに使った」と話しているということで、南伊勢町は職員を出勤停止にしたうえで詳しい調査を進め、警察に告訴する方針です。
南伊勢町では上下水道課でも、この職員が勤務していた平成29年と30年に使途不明金が見つかったということで、上村久仁町長は会見で「ご心配、ご迷惑をかけ、誠に申し訳ありません。全容解明につとめ、失った信頼を取り戻したい」と陳謝しました。