沖縄 尖閣諸島沖 中国海警局の船2隻が日本の領海に侵入

21日朝早く、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船2隻が日本の領海に侵入しました。その後、船は日本の漁船に近づこうとする動きを見せたということで、海上保安本部は漁船の安全確保にあたるとともに、直ちに領海から出るよう警告を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、21日午前4時10分ごろ、尖閣諸島の魚釣島の沖合で中国海警局の船2隻が相次いで日本の領海に侵入し、その後、領海内で操業中の日本の漁船に近づこうとする動きを見せたということです。

2隻は午前4時20分現在、魚釣島の南西およそ20キロの日本の領海内を航行しているということで、海上保安本部は漁船の周囲に巡視船を航行させ、漁船の安全確保にあたるとともに、直ちに領海から出るよう警告を続けています。

ことし、尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入したのが確認されたのは、6月18日以来、11件目です。

松野官房長官「今回の活動そもそも国際法違反」

松野官房長官は、閣議のあとの記者会見で「中国海警局に所属する船舶の今回の活動はそもそも国際法違反であり、外交ルートで厳重に抗議し、速やかに退去するよう強く求めた。尖閣諸島周辺のわが国の領海に侵入したことは、まことに遺憾で、受け入れられるものではない」と述べました。

そのうえで「引き続き緊張感を持って尖閣諸島周辺の警戒監視に万全を尽くすとともに、中国側には冷静かつきぜんと対応していく」と述べました。