経団連十倉会長 参院選「安全保障の問題 議論すべき」

22日公示される参議院選挙を前に、経団連の十倉会長は20日の定例会見で、緊迫するウクライナ情勢などを踏まえ、エネルギーや食料も含めた国の安全保障政策や自由で開かれた経済社会を維持するための方策について、与野党が議論を深めるべきとの考えを示しました。

経団連の十倉会長は、22日公示される参議院選挙を前に、議論すべき政策について「国際情勢が混とんとする中、議論すべき1つは安全保障の問題だ。国の防衛だけでなくエネルギーや食料をめぐる問題も含まれる」と指摘しました。

そのうえで「今、まさに時代の転換点なので、国の進路をわかりやすく国民に説明してもらい、持続的で活力ある経済社会をどうしたら築けるのか、意見を戦わせてほしい」と述べ、緊迫するウクライナ情勢などを踏まえ、国の安全保障政策や自由で開かれた経済社会を維持するための方策について、与野党が議論を深めるべきとの考えを示しました。