国交省「基幹統計」の不適切処理受け全統計の一斉点検へ

国土交通省は、国の統計の中でも特に重要な「基幹統計」のデータを書き換えるなど不適切な処理を続けていた問題を受けて、ほかのすべての統計でも業務に問題がなかったか、一斉に点検を行うことになりました。

国土交通省では、国の基幹統計の1つで建設業の毎月の受注動向を示す「建設工事受注動態統計」をめぐって、事業者から送られたデータを書き換えるなど不適切な処理を続けていたことが明らかになっています。

この問題を受けて国土交通省は20日、有識者を交えて再発防止策などを検討する会合を開きました。

会合は非公開で行われましたが、この中で国土交通省が所管する統計のすべてに当たる9つの基幹統計と、55の一般統計について、業務に問題がなかったか、一斉に点検することが決まったということです。

具体的には、統計ごとの人員や体制、誤りが発生した場合の対応方法、それに調査票の書き換えを指示するようなマニュアルが存在していないかなどを確認するということです。

国の統計をめぐっては、総務省が国のすべての基幹統計について、国土交通省を含む各省庁に対し、来月4日までに業務実態を点検して報告するよう求めています。