マンボウがゴミを食べそうに… 海中カメラが捉えたその瞬間

先月、鹿児島市のかごしま水族館から海に帰された3匹のマンボウに取り付けられた海中カメラが回収されました。カメラの映像にはマンボウが餌と間違えてゴミを食べようとする瞬間が記録されていて、水族館では海にゴミを捨てないよう呼びかけています。

マンボウに取り付けた海中カメラ 映像公開

3匹のマンボウはことし3月下旬から4月上旬にかけて大隅半島沖の定置網で捕獲され、かごしま水族館の屋外水路で3匹が仲よく泳ぐ姿が人気となっていました。しかし夏に向けて海水温が上がると弱ってしまうおそれがあることから、先月27日に海に戻されました。

この際、長崎大学の研究グループがマンボウに取り付けた海中カメラが今月1日、霧島市福山町沖や鹿児島市谷山沖などの鹿児島湾で回収され、その映像が公開されました。

映像1. 餌のミズクラゲを食べる

映像では海に戻された直後は屋外水路にいた時と同じように、他のマンボウと連れ立って泳ぐ様子が確認できます。またトビエイに遭遇する場面や餌のミズクラゲを食べる姿も撮影されていました。

映像2. 餌と間違えたゴミ 口に入れ吐き出す

一方、マンボウが餌と間違えてプラスチックの包装とみられるゴミを口に入れて吐き出す様子も捉えられていました。

“海にゴミを捨てないで”

かごしま水族館魚類展示係の山田守彦さんは「ゴミを食べて死んでしまう魚もいます。ピンポイントで映像に写るということは錦江湾には相当な量のゴミがあるということなので、この映像を見て皆さんが考えるきっかけになってもらえればいいと思います」と話していました。