白物家電出荷額 2か月連続 前年同月比減 上海の外出制限影響も

エアコンなど、いわゆる白物家電の先月の国内出荷額は、2か月連続で去年の同じ月を下回りました。中でもエアコンや洗濯機は中国 上海の外出制限で現地の生産活動に影響が出たため、大幅な落ち込みとなりました。

日本電機工業会によりますと、白物家電の先月の国内出荷額は、およそ1894億円で去年の同じ月を11.1%下回り、2か月連続で減少しました。

比較対象となる去年5月は、新型コロナの感染拡大で“巣ごもり需要”が多かったため、先月はその反動で減少しました。

とりわけエアコンと洗濯機は落ち込みが大きく、
▽エアコンの出荷台数は80万4000台と去年の同じ月より21%、
▽洗濯機は22万7000台で34.5%、
それぞれ減少しました。

いずれも新型コロナに伴う中国 上海の外出制限で、現地の工場が停止したり部品の調達に遅れが出たりしたことが響きました。

今後の見通しについて、日本電機工業会は「中国 上海の外出制限は徐々に緩和され、現地での白物家電の生産は再び動き出している。中でもエアコンはこれから需要が伸びる時期になるが、中国での生産活動が正常化するか、今後の動きを注視したい」としています。