ロシア海軍の7隻 伊豆諸島付近を通過し南西方向に 海自が確認

ロシア海軍の駆逐艦やフリゲート艦など7隻が16日から17日にかけて、伊豆諸島の須美寿島と鳥島の間を通過し、南西方向に進んだのを海上自衛隊の艦艇が確認しました。

7隻は、いずれも16日、千葉県沖の太平洋を航行しているのが確認された艦艇で、伊豆諸島付近を航行する際にはフリゲート艦からヘリコプターが飛び立つのも確認されたということです。

また、防衛省によりますと、17日午前には、北海道の宗谷岬の北、およそ40キロの海域で、ロシア海軍のミサイル護衛哨戒艇など9隻が航行しているのが確認され、9隻はその後、宗谷海峡を西の方向に進み、日本海に入ったということです。

ロシア国防省は今月、太平洋で大規模な演習を行うと発表していて、防衛省はこの演習との関連を含め、航行の目的を分析しています。

一方、防衛省は、中国海軍のミサイル駆逐艦2隻が宗谷海峡を東の方向に進み、オホーツク海に出たのを16日、海上自衛隊が確認したと発表しました。

今月、この2隻を含む中国海軍の艦艇4隻が対馬海峡を通過して日本海に入ったのが確認されていて、別の2隻は16日、津軽海峡を通って太平洋に出ています。

宗谷海峡や津軽海峡は、いわゆる「国際海峡」のため、軍艦を含めて外国の船舶の航行が国際的に認められています。

防衛省は、ロシア軍と中国軍、双方の艦艇の航行について、情報収集と警戒、監視を続けています。