外国人観光客受け入れ再開1週間 今月中の入国へ 300人余が申請

新型コロナの影響で停止していた外国人観光客の受け入れが再開されてから、17日で1週間となりました。
観光庁は、今月中の訪日に向けて16日までに300人余りの外国人が入国の申請を行っていることを確認したと明らかにしました。

政府は、外国人観光客について、一日当たりの入国者数の上限を2万人の範囲内とし、添乗員付きのツアー客に限定する形で今月10日からおよそ2年ぶりに受け入れを再開しました。

観光庁の和田長官は、17日に行われた定例の記者会見で、外国人観光客の直近の動向について説明しました。

それによりますと、受け入れ再開からおよそ1週間がたった16日午後6時の時点で、300人以上が今月中の入国に向けて申請を行っているほか、来月に向けては、およそ1000人が申請を行っていることを確認したということです。

また、和田長官は15日には、受け入れを再開してから初めてとなる外国人のツアー客が入国したことも明らかにしました。

和田長官は「日本から近い東南アジアの国々などを中心に徐々に外国人観光客が増えていくと見込んでいる」と話しています。