品川区のJR大井町駅で行われたキャンペーンには、警視庁の警察官や地元の防犯協会の関係者およそ30人が参加し「ストップ!ATMでの携帯電話」などと書かれたチラシを駅の利用客などに配って注意を呼びかけました。
警視庁は去年4月から金融機関などと連携して還付金詐欺の対策を強化していて、都内の被害は減少傾向にありました。
しかし、先月は94件と前の月のおよそ2倍に増え、被害額も1億4000万円余りとこの1年では最も多くなったということです。
還付金詐欺は詐欺グループが携帯電話で被害者と話しながらATMを操作させ、現金を振り込ませるのが特徴で、警視庁はATMでは携帯電話を使わず、少しでも不審に思ったら家族や警察に相談するよう呼びかけています。

医療費などの「還付金詐欺」再増加で注意呼びかけ 警視庁
医療費などの還付が受けられるとうそを言ってATMを操作させ、現金をだまし取る「還付金詐欺」の被害が、都内で再び増えていることを受けて、警視庁などが15日、品川区で被害の防止を呼びかけるキャンペーンを行いました。
